生きているとさまざまな原因で悩んでしまいます。
悩みで頭がいっぱいになってしまうと仕事のパフォーマンスも落ち、
プライベートも楽しめません。
よくある悩みはこのようなものがあります。
こんな悩みを解決したい人におすすめです。
これらの解決方法は「心の反応」が原因らしいです。
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本の概要
本書では古代インドの賢者”目覚めた人”ブッダから「反応しない練習」を教えていただきます。
ブッダの教えとは「心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法」のことです。その内容は大きく二つ
ー①心の反応を見ること、②合理的に考えること、です。
冒頭でもお伝えした悩みの原因は「心の反応」が原因です。
心が反応することで、いろいろな出来事を判断し、その結果さまざまな感情が生まれ悩みにつながります。
この悩みの原因となる「心の反応」について「ムダな反応をしない」ことを心がけることで悩みは解決されていきます。
この本から得られるもの
悩みの原因は「心の反応」によるもので、その反応をしないことが悩みの解決につながるそうです。
心の反応こそが、人生のトラブル、悩みを惹き起こしているのです。
となると私たちが日々心がけなければいけないことは、一つです。
「ムダな反応をしない」ことです。
この「ムダな反応」を私たちは日々行っています。
つまり、いろんなことに反応して生きているけど、本当にその反応は意味があるのか?
ムダな反応はもうやめて、自分に本当に意味のある反応だけをすればいいんじゃないかということです。
私の活用方法
今までの自分
私は相手と話しているときに、自分の言っていることが相手に伝わらずにイライラしているときがあります。
そうなると、相手に不信感を抱いてしまい、
「自分は嫌われているのかなぁ」
「自分ってうまく話せていないのかなぁ」
という感情が芽生えてきていました。
まず理解するところから始める
まずは自分の状態を理解することから始める。
ここがスタート地点なんです。
相手に理解されていなかったとしても、自分としては精いっぱいやっています。
ムダに相手の感情を妄想して、自己否定に走らないようにしました。
自分の状態を理解し、
「ちゃんと話せている」
「でもうまく伝えられていなくて自分はイライラしている」
という自分の状態をまずは理解するところから始めました。
具体的に実践した行動
悩みを「半分にする」方法を実践しました。
お勧めできるのは、「心の半分を前に、もう半分を後ろに使う」という方法です。
まずは、心を「前と後ろ」に分けてください。目を閉じてみて、①前のほうを向く心と、②心の内側(奥・後ろ側)を見る心をイメージしてみるのです。
前のこころは相手と話す、相手を理解する自分。
後ろのこころは前の自分を客観的に観察する自分。
今までは感情的になっていた自分を理解できませんでした。
だけど、後ろのこころが前のこころを観察して理解できるようになったことで、
今の自分の感情を理解できるようになりました。
まとめ
今回ご紹介した内容以外にも、悩みを解決する方法がたくさん載っています。
感情に流されて心が疲れている人はぜひ読んで、悩み解決のきっかけとなると思うのでお勧めです。